革命なう! 7日でわかるソーシャルメディアガイド
10/20
10「ライブ配信」ボタンを押すと、配信する番組名の選択、マイクとカメラの選択を経て、配信画面になります。カメラの角度や音量を確認し、「Record」ボタンを押すと、配信の有無に関わらず動画の記録が始まります。「Broadcast」ボタンを押すと、配信が行われます。その際、Twitter等を連携させていると、「ツイートしますか?」と聞かれますので、お好みでつぶやきましょう。公開せず、まず録画しておいて、後で公開する事も可能です。ライブ配信にあたっては、タイトル、内容、タグの入力ができます。あらかじめ配信前に基礎的な情報(プログラムや公式サイトURL、Twitterアカウントとハッシュタグなど)を決めておくとよいでしょう。動画のデータはパソコンのハードディスク上ではなく、インターネット上のUstreamに保存されます。同時にYou Tubeに変換できるので、より検索される事を望む場合は変換をしましょう。「番組設定」の「その他の設定」で、「チャット/ソーシャルストリームの利用」を表示設定にしていると、ライブ配信時に視聴者がログインしてコメントを投稿したり(チャット表示)、そのコメントをTwitterやFacebook上で発信したり(ソーシャルストリーム)する事が可能になります。この機能により、ライブ配信が双方向性を発揮し、「視聴者参加型番組」になります。2ライブ配信編 カメラについてウェブカメラは1000円からPCショップで購入できます。マイク付きの2000円前後のものでも十分、映像と音声を配信できますが、予算が許すならある程度良いもの(5000円〜)を求めましょう。マイクについて音声のクオリティは映像以上に重要です。ノイズが流れる映像は短時間であっても視聴者に優しくありません。予算は必要になりますが、指向性マイクや集音マイクを使う、あるいはUSBオーディオインターフェイスを使うと、格段に優れた映像配信を行う事ができます。スマートフォンでの配信スマートフォンにも、Ustream 配信アプリを入れる事で、簡単にUstream配信が可能となります。解像度や音質は下がりますが、電波さえ届けばいつでもどこでも配信出来るのは魅力です。 ●Ustream everwhere:http://www.ustream.tv/everywhereより高度な配信配信の前後にタイトル画面やBGMを入れたり、マイクを切り替えたりと、より演出にこった配信を目指すのでしたら、Ustream公式の配信クライアントソフト「Ustream Producer」を使ってみましょう。無料版・有料版(99ドル)があります。無料版はカメラを1台しか使えません。無料版でも十分に様々な機能が使えます。 ●Ustream Producer:http://www.ustream.tv/producer・You Tube同様、セミナーの動画を安易にUstreamで配信するのはリスクを伴います。特にリアルタイムで配信されるUstreamは、常に著作権侵害等のトラブ ルがつきまといます。内容について、事前に出演者・参加者の肖像権や著作権の侵害にならないよう万全の配慮をしましょう。・問題を伝え、解決するためのNPO活動の基本はイベント企画にあります。Ustreamのライブ配信機能(動画中継+ソーシャルストリーム)は、 そんなNPOのためにある機能といっても過言ではありません。自前で配信する事が出来なくとも、配信を手伝ってくれるNPOを頼るなどして、 貴重なイベントの内容を埋もれさせず、団体の財産にしていきたいものです。・当然ですが、音楽や映像など、あらゆる著作物を無許可で配信する事は違法です。ただし例外として著作権保有者や著作権管理団体と契約している投稿サイ トにおいて、楽曲のコピー演奏であれば、許可している場合があります。【参考】 「USTREAMで配信する前に」 http://www.ustream.tv/jp/copyright/2 「インターネット みんなの安心・安全ガイド」https://www.telecom-isac.jp/an119/06/060100.html 「日本音楽著作権協会(JASRAC)・USTREAM利用可能音源検索データベース」http://www.japanrights.com/ust/terms.html重要ポイントココ重要!
元のページ