革命なう! 7日でわかるソーシャルメディアガイド
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13さて、ここまでは、Twitter、You Tube、Ustream、そしてfacebookについて、それぞれ設定から発信までの基礎的なノウハウを学んできました。7日目では、実際にソーシャルメディアを使ったイベントの企画について、実践することを目標に、基本的なバリエーションを紹介します。いち個人でも、少数のグループでも、そして複数のNPOのネットワークでも、基本の流れは同じです。イベント企画におけるソーシャルメディア活用には、すべての基本的な活用方法が詰まっているので、その他の手法、たとえば出版、会議、会員募集、資金調達など、様々な企画に応用できるでしょう。●「連携設定」編:Twitter/YouTube/Ustream/facebookをひとつに● 実践編:イベント企画でソーシャルメディアを使ってみる1) 各ソーシャルメディアのアカウント公開 □ 担当者(チーム)を決め、Twitter、You Tube、Ustream、facebookのアカウントを開設する □ ログイン情報について流出や紛失しない管理方法を決めて責任者が管理する。 □ 第三者に各ソーシャルメディアを見てもらい、おかしな点や不備がないかチェックする。 →責任者、担当者が明確になり、問い合わせや反響が来ても良い状態になればOK。2) イベントの企画書を作成、ソーシャルメディアの役割を設定 □ 既存のイベント企画書に、ソーシャルメディアのアカウント情報、役割、目標等を加える。特に当日の Ustreamライブ配信や、Twitterによる中継(いわゆる「ツダる」と呼ばれる発言録ツイート)の担当者を 確保しておく。 □ 広報にTwitter/facebookを活用するために、団体関係者・協力者のTwitter/facebookユーザーを把握し、 協力を頼む。リストは記録して、蓄積する。Twitterのリスト機能も使おう。 □ Twitter広報用にハッシュタグを設定する。広報用の短縮URLも設定する。活用できる既存のハッシュタグ をtwinaviやhashtagsjpも活用して探してみる。 →広報ちらし、メールにTwitterアカウントやハッシュタグを盛り込む。 ※予告動画をUstreamで撮影し、You Tubeに変換して広報に盛り込むのも一つの選択肢。イベントを制する者が革命を起こす7日目実践編Twitterとfacebookを連携すると、Twitterのツイートがfacebookのウォールに自動で表示できます。さらに、facebookページ(旧ファンページ)とも連携できますので、合わせて設定しましょう。(設定ページ:http://apps.facebook.com/twitter/)1You TubeとTwitter/facebookを連携すると、動画をアップロードした際、自動で告知する事ができます。「アップロード」メニューの中の「アカウントを接続する」で設定できます。2UstreamとTwitter/facebookを連携すると、ライブ配信の際に、自動で告知する事ができます。「ライブ配信」をする際、表示されるTwitter/facebookのチェックボックスにマークを入れると、接続のためのログインが求められます。配信中に「ソーシャルストリーム」を表示設定にしている場合、あなた自身がログインして、Twitter/facebookと連携させてチャットをする事ができます。コメントの中に自動で「live at ustream」という形で配信動画のURLが挿入されますし、好みのハッシュタグやメッセージを設定する事も可能です。3ソーシャルメディアは連携させてこそ、強みを発揮するものといえます。Twitter/facebookやYouTube/Ustreamだけでなく、ブログや他のソーシャルメディア、さらには無限に増え続ける様々なアプリと連携させていく事で、一言のツイートで何千・何万という人とつながれる可能性があるのが魅力でしょう。4?12
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