革命なう! 7日でわかるソーシャルメディアガイド
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15・ソーシャルメディアも、基本は「内容勝負」であり、「継続は力なり」です。一元管理を心がけ、費用対効果をしっかり見極めて活 用していただければと思います。インターネットの世界は「日進月歩」ならぬ「分進秒歩」と言われます。覚えたノウハウがすぐ に古くなる事も日常茶飯事です。振り回されずに、上手に付き合いましょう。・「フリーのウェブメール(HotmailやGmail等)」は、独自ドメインを持っていない団体にとっては心強いサービスです。ソーシャル メディアを一元管理する際に、大元となるメールアドレスを設定するのに活用しましょう。「オープンID」を使うと、ほとんど のサービスを一つのIDとパスワードで共有できます。その反面、パスワードの管理は厳重過ぎるくらい厳重にしましょう。 英数を織り交ぜ暗号化したものを、けして第三者に知られない方法で管理することをお勧めします。・泣く子と「炎上」には勝てません。「炎上」とは、サイト管理者の意図する範囲を大幅に超え、非難・批判のコメントやトラックバッ クが殺到することです。何気ない本音が、とんでもないバッシングを呼び起こす場合があります。団体内部のメンバーのソーシャ ルメディア使用状況を把握し、炎上事例の共有を徹底することで予防することができます。また、日頃からネットリテラシーの高 い人を味方にして、炎上発生を察知したら、情報収集の優先度をあげ、対応と無視とを使い分け、ピンチをチャンスとしてください。●参考:【炎上解決の事例】 ツイッター利用が活発な航空業界における炎上事例と未然防止事例。得られた教訓を総まとめ http://blogs.itmedia.co.jp/saito/2010/03/post-6700.html ●アクセス解析編:反響をチェックして、今後の改善につなげる重要ポイントイベント終了後、あるいは広報段階を通して、どれくらいTwitterのフォロワー数が増えたか、関連するツイートがRTされたか、あるいはUstreamライブ配信に何人の視聴者が訪れたか、結果として、何人から入会や寄付が入ったかを知ることは、費用対効果を図る意味でも重要です。役立ちそうな解析ツールをいくつか紹介します。ぜひ活用してみてください。【Web全般】 Google Analytics アカウントを取得して、解析したいURLや項目を設定するだけで、無料で訪問者数や上位コンテンツ等、必要な情報を得られます。 レポートを定期的にメールで受け取る設定にすると、ログインする手間も省けて便利です。 http://www.google.com/analytics/home/ 【Twitter】 Hashtagsjp Twitterのハッシュタグを検索するサービスですが、独自のタグを設定すると、過去にさかのぼって利用状況を把握できます。 http://hashtagsjp.appspot.com/【Twitter】 Twitraq 登録するだけでTwitter上で使われているキーワードを5つまで、無料で詳細に把握する事ができます。 さらに、自分のフォロー/フォロワー数やツイートの分析もできます。 http://twitraq.userlocal.jp/【facebook】「facebookインサイト」アプリ facebookページや「いいね」ボタンの投稿分析をすることができる管理人向け機能です。 http://www.facebook.com/insights/3革命なう!

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