生物多様性条約 / COP10
正式名称は生物多様性条約(Convention on Biological Diversity (CBD) ) 第10回締約国会議 (COP10)といいます。
1992年5月にブラジルのリオデジャネイロで開催された「環境と開発に関する国際連合会議」(通称、地球サミット)で採択、1993年12月に発効された国際条約です。
生物多様性の保全、持続可能な利用、遺伝資源から得られる利益の公正・衡平な配分という3つの目的が掲げられています。
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●A SEED JAPANでは、現在COP10に向けて、二つのプロジェクトを展開しました。
生物多様性の利用をフェアに!プロジェクト
生物多様性条約の第3の目的である「遺伝資源へのアクセスとその利用から生じる利益の公正かつ衡平な配分(ABS)」が拘束力のある国際ルールという形で実現することを目指しました。
2010年に会議を開催するホスト国の青年NGOとして国際会議における政策提言、情報発信を中心に活動しました。
医薬品、化粧品などに使われる「遺伝資源の公正な利益配分」に注目し今後も活動を継続しています。
生物多様性の利用をフェアに!プロジェクト
生物多様性の損失をゼロに!プロジェクト
人が生まれる前は100年〜1000年に1種といわれていた絶滅スピードが、現在、年間4万種にまで跳ね上がっています。あまり身近に感じることがない問題のように聞こえるかもしれませんが、バナナをはじめとしたいろいろな身近なものに影響がではじめています。それどころこのまま生物多様性が損失していくとある時点で生物多様性の損失が一気に加速する危険性もあります。生物多様性の問題は、一刻を争います。
生物多様性の損失をゼロに!プロジェクトは、10月に名古屋で開催される生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)の主要議題の一つである”ポスト2010年目標”について、より野心的かつ明確な目標が採択されることを目指したチームです。
全国のユースを巻き込みながら、生物多様性を、そして自分たちの未来を守るために、『生物多様性の損失をゼロに』という主張を掲げて、全国青年環境連盟(エコ・リーグ)CBD-COP10 Projectと協同で、『がけっぷちの生物多様性キャンペーン』を運営しました。
生物多様性の損失をゼロに!プロジェクト
プロジェクトは終了しましたが、A SEED JAPANとして、今後も生物多様性の保全に向けて、活動を継続していきます。








